ご火葬後のお骨はどうしてますか?
― ペットちゃんの魂が“次の世界へ進むために”できること ―【後編】
前回のブログでは、
・ペットちゃんの魂は
・ご家族の「行ってらっしゃい」を待っていること
・お骨を自宅で持ち続けることで、魂が留まってしまう可能性があること
について、私なりの考えをお話しました。
今回も引き続き、
「じゃあ、私たちは何をしてあげればいいのか」
そのお話をさせてください。
これは、正解でも義務でもありません。
あくまで、私自身が多くの方の話を聞き、体験し、
最後にたどり着いた一つの答えです。

2.「行ってらっしゃい」は、愛を手放すことではない
「お骨を納めるなんて、
手放すみたいでできません」
そうおっしゃる方は、とても多いです。
でも、ここで一つ、
大切な考え方があります。
「行ってらっしゃい」は、別れではありません。
それは、
・もう会えないという意味でも
・忘れてしまうという意味でもなく
“信じて送り出す”という、深い愛の形なのです。
3.魂は、次の準備を始めている
亡くなったペットちゃんの魂は、
49日の間に、
・今回の生を振り返り
・学びを整理し
・次の修行へ向かう準備
をしていると言われています。
その間、
・夢に出てくる
・気配を感じる
・ふと名前を呼ばれた気がする
そんな体験をされる方も多いです。
それは、
「ちゃんと伝えたいことがある」
「最後まで見守ってほしい」
という、魂からのサインなのかもしれません。
4.お骨を納めるという選択肢
では、「行ってらっしゃい」は
どんな形でできるのでしょうか。
代表的な方法は、
- 🏵 お寺さんや霊園への納骨
- 🪦 お墓への納骨
- 🌿 散骨(自然に還す)
どれが正解ということはありません。
大切なのは、
「ちゃんと送り出すと、心に決めること」
そして
「ありがとう」と伝えること。
形式よりも、気持ちです。
5.お骨を手放したあと、不思議と心が軽くなる理由
実際に、納骨や散骨をされた方から
こんなお声をよく聞きます。
「寂しさはあるけど、
なぜか心が軽くなった」
「ちゃんと送り出せた気がする」
「見守ってくれている感じがする」
それはきっと、
魂が次の場所へ進み、
本来の輝きを取り戻したから。
暗く重く留まっていた魂が、
ピカピカと輝きながら旅立った証なのだと思っています。
6.ペットちゃんの夢を、叶えてあげられるのは
ペットちゃんたちは、
人間と出会い、愛され、別れを経験し、
たくさんの感情を学びました。
その修行の最後に、
「人間になりたい」
「また会いたい」
そんな願いを持っていると言われています。
その夢を叶えてあげられるのは、
今そばにいるご家族、あなたしかいません。
おわりに
お骨をどうするかは、
とても繊細で、簡単に答えが出るものではありません。
でも、
「手元に置いておく=愛」
「納める=冷たい」
そんな単純な話ではないことを、
今日、少しでも感じていただけたら嬉しいです。
次回は、
「じゃあ、気持ちの整理がつかない時はどうしたらいいの?」
「今すぐ納められない場合は?」
そんなお話を、
もう少し現実的な視点からお伝えしますね。
今日も、ここまで読んでくださって
本当にありがとうございました。




