🌸 はじめに
葬儀業界にいると、飼い主さんが知らない「現場の実情」に出会うことが多々あります。
今回は、飼い主さんにぜひ知っておいてほしい現場ならではのリアルな話を、3つに絞ってお伝えします。
知識があるだけで「後悔」をぐっと減らせます。どうぞ最後までお読みください。
① 小鳥さんのお骨は“すべて”残りますか? —— 火葬の難しさと技術の差
結論:簡単ではありません。小鳥の火葬は最も難易度が高いです。
- 小鳥は「小さくて軽い」ため、火葬中に骨が炉内で飛んで散ってしまうことがあります。
- そのため、小鳥の骨をきれいに残すには特別なノウハウと丁寧な作業が必要です。
- 一部の業者は試行錯誤して工夫を重ね、できるだけすべてのお骨を残すための方法を開発しています。そういった業者は技術に誇りを持ち、手間をかけて対応します。
飼い主さんへのポイント:
小鳥などの小動物をお見送りする際は、事前に「その業者は小鳥の火葬経験が豊富か」「全骨をなるべく残すための工夫をしているか」を確認しましょう。対応の違いが結果に直結します。
② 火葬時間が短い業者と長い業者の違い —— 「早さ」はコストか品質か?
結論:火葬時間の短縮は必ずしも良いことではありません。品質に差が出ます。
- 低価格で大量に受注する業者は、1日に多くの案件をこなすために火葬時間を短くすることがあります。
- 火葬を早めるために炉内で体を動かしたり、火の通りを早くする処理を行うと、繊細なお骨が傷つきやすくなります。結果として、お骨が「崩れたり」「ボロボロ」になってしまうことがあります。
- それに対し、時間をかけて丁寧に火葬する業者は、骨の形をできるだけ残すための工程を踏みます。
飼い主さんへのポイント:
「価格の安さ」だけで選ぶと、結果的に大切なお骨の状態に後悔が残ることがあります。見積りだけでなく「火葬にかける時間」「お骨の扱い方」についても質問しましょう。
③ 「全国対応」に要注意 —— 情報の扱い・実働体制の裏側
結論:広告で「全国対応」をうたう会社は、実態をよく確認する必要があります。
- ネット広告で大きく展開し、電話受付をコールセンターで行っている業者がいます。
- こうした場合、実際にお伺いするのは別の外部業者(下請け)であることが多く、誰が来るのか分からない不安があります。
- さらに、案件を買い取るビジネスモデルだと実働側の業者の利益が圧迫され、スケジュールがタイトになりがちで、1件に十分な時間をかけられないことがあります。
- また個人情報の取り扱いについても注意が必要です。大規模に受付を回す仕組みだと、情報の流通経路が複雑になることがあります(※具体的な企業名への言及は避けます)。
飼い主さんへのポイント:
「全国対応」「24時間受付」などのうたい文句だけで安心せず、以下を確認しましょう。
- 実際に「来るのはどのスタッフ/どの業者か」
- そのスタッフの所属・身元確認はどうなっているか
- 個人情報の取り扱い・第三者提供の有無(プライバシーポリシー)
- 実働するスタッフが自社か外注か
🌸 まとめ:選ぶなら「丁寧に時間をかける」業者を
今回の3点は、実際の現場経験からくる“ココだけの話”です。
業者選びでは、**「安さ」だけでなく「技術」「時間の使い方」「実働体制」**を重視してください。
大切な家族との最後の時間だからこそ、じっくりと信頼できる相手を選んでほしい――それが私たちの本音です。
💬 最後に(ご相談のご案内)
もし業者選びで迷いがあれば、無料でご相談ください。
私たち「ペットのおみおくり天寿」は、飼い主さんが納得して見送れるよう、できるだけ分かりやすく丁寧にご案内します。
👉 お問い合わせ: https://pet-tenju.com/




